WordPressサイトで「最新情報」や「重要なお知らせ」を効果的に伝えたいけれど、どうすれば良いか分からずお困りではありませんか。専門知識がなくても、プラグインを使えば誰でも簡単にお知らせ欄を設置できます。この記事では、まずサイトの目的に合わせたプラグインの選び方を解説し、定番から最新までのおすすめプラグイン5選を徹底比較します。さらに、特に人気の「What’s New Generator」を例に、インストールの手順から基本的な設定、ショートコードでの表示方法まで図解で分かりやすく紹介。この記事を読めば、初心者の方でもすぐにご自身のサイトに最適なお知らせ機能を導入できます。
目次
1. WordPressにお知らせ機能はなぜ必要か

Webサイトを運営する上で、「お知らせ」セクションは訪問者との重要なコミュニケーション手段となります。企業サイトのプレスリリースやメンテナンス情報、ECサイトのセール告知、個人のブログの更新情報など、新鮮な情報を発信することは、サイトの信頼性を高め、ユーザーの関心を惹きつけます。 定期的に更新されるお知らせは、サイトがアクティブに運営されている証となり、訪問者に安心感を与えるだけでなく、検索エンジンからの評価向上(SEO効果)にも繋がる可能性があります。 このように、お知らせ機能は単なる情報伝達の場にとどまらず、サイト全体の価値を高めるための重要な役割を担っているのです。
1.1 プラグインなら専門知識不要で簡単設置
WordPressにお知らせ機能を追加する方法は、テーマに備わった機能を利用したり、PHPコードを自作したりと様々ですが、初心者にとって最も手軽で確実なのがプラグインの活用です。 プラグインを利用すれば、プログラミングの知識がなくても、管理画面からクリック操作だけで簡単にお知らせ欄を設置できるという大きなメリットがあります。 これにより、Web制作会社に依頼するコストや、自身でHTMLやPHPを学習する時間を大幅に節約できます。
以下の表は、プラグインを利用する場合と、専門知識を要する自作(コーディング)の場合の比較です。
| 比較項目 | プラグインを利用する場合 | 自作(コーディング)する場合 |
|---|---|---|
| 専門知識 | 原則不要 | HTML, CSS, PHPなどが必要 |
| 設置時間 | 短時間(数分~) | 長時間(数時間~数日) |
| コスト | 無料または比較的安価 | 学習コストや外注費用 |
| 機能の追加・変更 | 管理画面から容易に設定可能 | 都度コーディングによる修正が必要 |
| メンテナンス | プラグインの更新作業が中心 | 自己責任でのコード管理・保守 |
このように、プラグインは時間とコストを抑えつつ、豊富な機能を手軽に導入できるため、特に専門知識に不安がある方や、迅速にサイトを立ち上げたい方にとって最適な選択肢と言えるでしょう。
1.2 ユーザーに重要な情報を届けやすくなる
お知らせ機能の最大の価値は、サイト訪問者に対して最も伝えたい新鮮な情報をすぐに見つけてもらえる点にあります。 サイトのトップページやサイドバーなど、目立つ場所にお知らせを設置することで、ユーザーは目的の情報へスムーズにたどり着くことができ、サイトの利便性が向上します。これにより、ユーザーエクスペリエンス(UX)が高まり、サイトへの満足度向上に繋がります。
具体的にお知らせで発信される情報には、以下のようなものがあります。
- 企業・店舗サイト:プレスリリース、新サービスの開始、営業時間の変更、臨時休業、メディア掲載実績、キャンペーン情報
- ECサイト:新商品の入荷、セールやクーポンの告知、送料無料キャンペーン、決済方法の追加
- ブログ・メディアサイト:新規記事の公開、人気記事の紹介、イベントやセミナーの告知
これらの情報が定期的に発信されることで、サイトが活発に運営されていることが伝わり、ユーザーからの信頼獲得に繋がります。 最終更新が何年も前で止まっているサイトは、ユーザーに「この情報は本当に正しいのか?」という不安を与えかねません。 さらに、お知らせから関連性の高い記事や商品ページへリンクを設置することで、サイト内の回遊率を高め、結果として商品購入や問い合わせといったコンバージョン(成果)の向上も期待できます。
2. 目的別 WordPressお知らせプラグインの選び方
WordPressにお知らせ機能を追加できるプラグインは数多く存在し、「どれを選べばいいか分からない」と悩む方も少なくありません。多機能なものからシンプルなものまで様々ですが、大切なのは「ご自身のサイトの目的や運用スタイルに合っているか」を見極めることです。ここでは、プラグイン選びで失敗しないための3つの重要なポイントを解説します。
2.1 表示形式で選ぶ(一覧・テロップなど)
お知らせをどのように見せたいか、その「表示形式」はプラグイン選びの最初のステップです。サイトのデザインや伝えたい情報の重要度によって最適な形式は異なります。代表的な表示形式とその特徴を理解し、ご自身のサイトに最適なものを選びましょう。
| 表示形式 | 特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| 一覧表示 | 「投稿日」と「タイトル」をリスト形式で時系列に表示する最も一般的な形式です。過去のお知らせもアーカイブとして残しやすく、訪問者が必要な情報を探しやすいメリットがあります。 | 企業のプレスリリース、メディアの更新情報、ブログの新着記事など、複数の情報を整理して見せたい場合。 |
| ティッカー/テロップ表示 | 画面の上部や下部に、ニュース速報のように文字が左右に流れる形式です。省スペースで常に最新情報を訪問者の目に入れられるため、特に注目してほしい情報がある場合に有効です。 | サイトのメンテナンス情報、期間限定のキャンペーン告知、緊急のお知らせなど、訪問者全員に確実に伝えたい短文の情報。 |
| ポップアップ表示 | サイトにアクセスした際や特定の操作をした時に、画面中央などにウィンドウを浮かび上がらせて表示する形式です。強制的にユーザーの視線を集めるため、非常に高い訴求力を持ちます。 | 最重要の規約変更、会員登録への誘導、メルマガ登録の促進など、ユーザーに必ず確認または行動を促したい場合。 |
| ブロック表示 | ブロックエディタ(Gutenberg)に対応したプラグインで、好きな場所に「お知らせブロック」として挿入できる形式です。自由なレイアウトが可能で、トップページの特定の位置に最新情報を数件だけ表示するなど、柔軟な使い方ができます。 | トップページのデザインに溶け込ませる形で、最新のお知らせをスタイリッシュに見せたい場合。 |
これらの形式の中から、サイトの訪問者にどのような体験を提供したいかを考え、最適な表示形式に対応したプラグインを選ぶことが重要です。
2.2 更新のしやすさで選ぶ
お知らせは、継続的に更新してこそ価値があります。そのため、「更新作業がどれだけ簡単か」は非常に重要な選定基準です。特にWordPress初心者の方や、複数人でサイトを管理する場合は、直感的で分かりやすい操作性のプラグインを選びましょう。
更新方法には、主に以下のようなタイプがあります。
- 専用の投稿画面で管理するタイプ:
WordPressの「投稿」とは別に「お知らせ」専用のメニューが追加され、そこから新規追加や編集を行います。通常のブログ記事と管理が完全に分かれるため、誤操作が少なく整理しやすいのがメリットです。 - 既存の「投稿」機能をカテゴリーで分類するタイプ:
特別な設定は不要で、通常の「投稿」機能で記事を作成し、「お知らせ」というカテゴリーを指定するだけでお知らせとして表示させるタイプです。普段からブログを更新している方にとっては、最も馴染みやすくシンプルな方法です。 - 設定画面のテキストエリアで更新するタイプ:
プラグインの設定画面内に設けられたテキストボックスに、表示したいお知らせ内容を直接書き込むタイプです。主にシンプルなテロップ表示などに使われ、手軽に一文だけ更新したい場合に適しています。
ご自身のITスキルや、お知らせを更新する頻度、誰が更新作業を行うのかを考慮し、最もストレスなく続けられる運用方法に合ったプラグインを選びましょう。たとえば、更新担当者がWordPressに不慣れな場合は、専用の投稿画面があるタイプがおすすめです。
2.3 日本語対応と利用者の多さで選ぶ
安心してプラグインを使い続けるためには、サポート体制や情報の探しやすさも軽視できません。特に海外製のプラグインが多いWordPressでは、以下の2点は必ず確認しましょう。
2.3.1 日本語対応の有無
プラグインの設定画面が日本語に対応していると、各項目の意味を直感的に理解でき、設定ミスを防ぐことができます。 英語が苦手な方はもちろん、そうでない方にとっても、日本語で操作できることはスムーズなサイト運営につながります。プラグインによっては、有志の翻訳によって日本語化されているものも多くあります。
2.3.2 利用者の多さと更新頻度
プラグインの「有効インストール数」と「最終更新日」は、そのプラグインの信頼性を測る重要な指標です。利用者が多いプラグインは、それだけ多くのサイトで安定して動作している実績があり、使い方やトラブル解決の情報もインターネット上で見つけやすい傾向にあります。また、最終更新日が新しいほど、最新のWordPressバージョンへの対応やセキュリティ脆弱性への対策がきちんと行われている証拠です。 これらの情報は、WordPressの公式プラグインディレクトリで確認できますので、インストール前に必ずチェックする習慣をつけましょう。
これらの選び方を参考に、あなたのサイトにぴったりの「お知らせプラグイン」を見つけて、訪問者とのコミュニケーションをより円滑にしていきましょう。
3. 【比較】おすすめWordPressお知らせプラグイン5選
WordPressサイトに「お知らせ」を設置したいけれど、どのプラグインを選べば良いか分からない、という方も多いのではないでしょうか。プラグインによって表示形式や設定方法、カスタマイズの自由度が異なるため、ご自身のサイトの目的やスキルに合ったものを選ぶことが重要です。ここでは、数あるプラグインの中から特におすすめの5つを厳選し、それぞれの特徴を詳しく比較・解説します。
3.1 定番で高機能な「What’s New Generator」
「What’s New Generator」は、日本国内で開発された、お知らせプラグインの定番とも言える存在です。 投稿や固定ページから指定したカテゴリーの記事を一覧で表示し、ショートコードまたはウィジェットを使ってサイトの好きな場所に設置できます。 シンプルながらも、初心者でも直感的に使える設定画面と、十分な機能を両立しているのが魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示形式 | 一覧表示 |
| 設定方法 | ショートコード、ウィジェット |
| 日本語対応 | 対応済み |
| 特徴 | NEWマークの表示期間設定、表示件数や日付フォーマットのカスタマイズ、複数カテゴリーの混在表示が可能 |
| こんな人におすすめ | 初めてお知らせ機能を設置する人、シンプルで分かりやすい一覧表示を求めている人 |
設定画面から表示件数や日付のフォーマット、NEWマークを表示する期間などを細かく調整できます。 企業のコーポレートサイトから個人のブログまで、幅広い用途で活用できる信頼性の高いプラグインです。
3.2 シンプルな一覧表示なら「List category posts」
「List category posts」は、その名の通り、特定のカテゴリーに属する投稿を一覧表示することに特化したプラグインです。 ショートコードを使って、投稿内や固定ページ、ウィジェットなど、自由な場所に必要な情報をリストアップできます。 非常に多くのパラメータが用意されており、ショートコードをカスタマイズすることで、表示内容を柔軟に制御できるのが最大の特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示形式 | 一覧表示 |
| 設定方法 | ショートコード、ウィジェット |
| 日本語対応 | 対応済み |
| 特徴 | サムネイル、抜粋、投稿日、カスタムフィールドの表示、表示順の変更など、ショートコードのパラメータで細かく指定可能 |
| こんな人におすすめ | 特定のカテゴリーの記事一覧を柔軟に作りたい人、ショートコードの扱いに慣れている人 |
例えば、表示件数、サムネイルの有無やサイズ、抜粋の表示などを指定できます。 また、ページネーション機能を追加することも可能です。 複数のカテゴリーを組み合わせたり、逆に特定のカテゴリーを除外したりといった複雑な条件指定も行えるため、開発者やカスタマイズを重視する中級者以上の方にもおすすめです。より詳しい使い方については、WordPress.orgの公式ページで確認できます。
3.3 流れる文字でお知らせする「D-Factory Tools」
サイトの上部や下部で、ニュース速報のように文字が流れる「ティッカー(テロップ)」形式のお知らせを実装したい場合に有力な選択肢となるのが「D-Factory Tools」です。このプラグインは単一機能ではなく、多機能ツールキットの一部としてティッカー機能を提供しています。管理画面からお知らせしたいテキストとリンク先を登録するだけで、簡単に流れるお知らせを設置できます。ユーザーの視線を引きつけ、重要な情報を効果的に伝えたい場合に特に有効です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示形式 | テキストテロップ(ティッカー) |
| 設定方法 | 専用設定画面、ショートコード |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| 特徴 | 流れる方向(左右)、速さ、色のカスタマイズが可能。ティッカー以外にも多様な機能を含む。 |
| こんな人におすすめ | テキストテロップでお知らせを流したい人、複数の便利機能をまとめて導入したい人 |
お知らせの内容は、投稿と連携するのではなく、プラグインの設定画面で直接入力するタイプが主流です。緊急メンテナンス情報や期間限定のキャンペーン告知など、サイト全体で目立たせたい特定の情報がある場合に最適です。
3.4 ブロックエディタ派におすすめ「VK All in One Expansion Unit」
「VK All in One Expansion Unit」は、WordPressテーマ「Lightning」などで知られる株式会社ベクトルが開発した多機能プラグインです。 このプラグインには、SEO設定やSNS連携、便利なウィジェットなど多彩な機能が含まれており、その一つとして「お知らせ」機能があります。 特にブロックエディタ(Gutenberg)に完全対応しており、専用の「お知らせ」ブロックを使って直感的にコンテンツを配置できる点が大きな強みです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示形式 | 一覧表示、アラートボックスなど |
| 設定方法 | 専用ブロック、ウィジェット |
| 日本語対応 | 対応済み |
| 特徴 | ブロックエディタでプレビューを見ながら設定可能。「PRブロック」や「子ページリスト」など、お知らせ以外にも豊富なブロックが使える。 |
| こんな人におすすめ | ブロックエディタをメインで使っている人、お知らせ以外の機能もまとめて強化したい人 |
カスタム投稿タイプとして「お知らせ」を作成する機能もあり、通常のブログ投稿とは分けて管理したい場合に非常に便利です。 デザイン性の高いサイトを効率的に構築したいと考えているユーザーにとって、強力な味方となるでしょう。
3.5 ポップアップで通知する「Popup Maker」
「Popup Maker」は、その名の通り、Webサイトにポップアップウィンドウを実装するための非常に高機能で人気のあるプラグインです。 お知らせをより積極的にユーザーに届けたい場合、例えば重要な更新情報や期間限定のセールなどを確実に告知したい場合に絶大な効果を発揮します。 ユーザーがページを開いた時、特定のリンクをクリックした時など、様々な条件(トリガー)でポップアップを表示させることができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示形式 | ポップアップ(モーダルウィンドウ) |
| 設定方法 | 専用エディタ、トリガー設定 |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| 特徴 | 表示タイミングや表示対象ページを細かく設定可能。デザインテーマが豊富でカスタマイズ性も高い。 |
| こんな人におすすめ | ユーザーの注意を強く引きたい人、キャンペーンやメルマガ登録への誘導に使いたい人 |
ポップアップの中身は通常のWordPressエディタと同じように作成でき、テキストや画像、動画などを自由に入れることが可能です。 表示頻度を制御するCookieの設定も可能なため、「一度閉じたら再表示しない」といった設定も簡単に行えます。 使い方次第でマーケティングツールとしても活用できる、非常に強力なプラグインです。より詳しい使い方は、Popup Maker公式サイトやWordPress.orgのプラグインページで確認できます。
4. 図解 What’s New Generatorの導入方法と使い方

「What’s New Generator」は、古くから多くのWordPressサイトで利用されている定番のお知らせ(新着情報)表示プラグインです。 設定画面が日本語に対応しており、ショートコードを貼り付けるだけで簡単にお知らせ一覧を設置できるため、初心者の方でも安心して利用できます。 ここでは、図をイメージしながら手順を追って、インストールの方法から基本的な使い方、応用的な設定までを詳しく解説します。
4.1 プラグインのインストールと有効化
まず、お使いのWordPressに「What’s New Generator」を導入します。以下の手順でインストールと有効化を行ってください。
- WordPressの管理画面(ダッシュボード)にログインします。
- 左側のメニューから「プラグイン」にカーソルを合わせ、「新規追加」をクリックします。
- 画面右上に表示される検索窓に「What’s New Generator」と入力して検索します。
- 検索結果に「What’s New Generator」が表示されたら、「今すぐインストール」ボタンをクリックします。
- インストールが完了するとボタンが「有効化」に変わるので、クリックしてプラグインを有効にします。
これで、お知らせを表示するための準備が整いました。有効化が完了すると、管理画面の左側メニュー「設定」の中に「What’s New 設定」という項目が追加されます。
4.2 基本的な設定項目を解説
次に、お知らせ一覧の表示内容をカスタマイズするための基本的な設定を行います。管理画面の「設定」から「What’s New 設定」をクリックして、設定画面を開きましょう。
設定画面では、主に以下のような項目を設定できます。プレビューも表示されるため、実際の表示を確認しながら調整することが可能です。
4.2.1 表示件数と日付フォーマットの設定
お知らせ一覧に表示する記事の数や日付の形式を設定します。サイトの更新頻度やデザインに合わせて調整しましょう。
| 項目名 | 説明 | 設定例 |
|---|---|---|
| 表示件数 (1 – 30) | お知らせとして表示する最大の記事数を1から30の間で設定します。 | 5 (トップページに5件表示する場合) |
| 表示順序 | 記事を並べる順番を「公開日順」または「更新日順」から選択します。 | 公開日順 (新しく公開した記事を一番上に表示する場合) |
| 日付のフォーマット | 日付の表示形式をPHPの日付フォーマットに従って指定します。 | Y.m.d (例: 2026.02.26) |
4.2.2 NEWマークの表示設定
新しい記事に「NEW」マークを付けて目立たせることができます。ユーザーの注目を集めるために効果的な機能です。
| 項目名 | 説明 | 設定例 |
|---|---|---|
| NEW!マーク表示期間 | 記事の公開日から何日間「NEW!」マークを表示するかを0から30日の間で設定します。 0にすると表示されません。 | 7 (公開から7日間表示する場合) |
| 最新記事にNEW!マークをつける | チェックを入れると、上記の設定期間内の記事にNEWマークが表示されるようになります。 | チェックを入れる |
すべての設定が完了したら、画面下部にある「変更を保存」ボタンをクリックして設定内容を保存してください。
4.3 ショートコードでお知らせを表示する手順
設定が完了したら、いよいよサイトにお知らせ一覧を表示させます。「What’s New Generator」では、ショートコードと呼ばれる短いコードを投稿や固定ページに貼り付けるだけで、簡単にお知らせを表示できます。
手順は以下の通りです。
- 「What’s New 設定」画面の上部に表示されているショートコード
[whatsnew]をコピーします。 - お知らせを表示したい投稿または固定ページの編集画面を開きます。
- ブロックエディタの場合は「ショートコード」ブロックを追加し、コピーしたコードを貼り付けます。クラシックエディタの場合は、テキストモードで任意の場所に貼り付けます。
- ページを公開または更新すると、ショートコードを貼り付けた場所にお知らせ一覧が表示されます。
また、ショートコードにパラメータを追加することで、設定画面の内容を上書きして、場所ごとに表示をカスタマイズすることも可能です。例えば、特定のカテゴリーのお知らせだけを表示したい場合は、カテゴリーのスラッグ(URLで使われる名前)を調べて、[whatsnew cat='news']のように記述します。複数のカテゴリーを指定する場合は、カンマで区切ります(例: [whatsnew cat='news,event'])。
4.4 ウィジェットでサイドバーにお知らせを表示する方法
トップページの記事内だけでなく、全ページのサイドバーに共通のお知らせを表示したい場合も多いでしょう。その場合はウィジェット機能を使います。
手順は以下の通りです。
- 管理画面の左側メニューから「外観」にカーソルを合わせ、「ウィジェット」をクリックします。
- 利用できるウィジェットの一覧から「What’s New Generator」を見つけます。
- 「What’s New Generator」ウィジェットを、サイドバーなど表示したいウィジェットエリアにドラッグ&ドロップで追加します。
- 追加したウィジェットの「タイトル」や「表示件数」などを設定します。ここで設定した内容は、このウィジェットのみに適用されます。
- 設定が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
これにより、サイトのサイドバーに常にお知らせを表示させておくことができ、ユーザーがどのページを訪れても新しい情報に気づきやすくなります。
5. WordPressのお知らせをさらに魅力的に見せるカスタマイズ
プラグインを使ってお知らせを表示するだけでも十分便利ですが、もう一歩進んでサイトのデザインに馴染ませたり、より効果的に情報を伝えたりするためのカスタマイズ方法をご紹介します。CSSの知識が少し必要になる部分もありますが、多くはコピー&ペーストで対応可能ですので、ぜひ挑戦してみてください。
5.1 CSSでデザインを調整する初歩的な方法
CSS(カスケーディング・スタイル・シート)は、Webサイトの見た目を定義するための言語です。プラグインが出力するお知らせのデザインも、このCSSを追記することで変更できます。子テーマのstyle.cssや、WordPress管理画面の「外観」→「カスタマイズ」→「追加CSS」にコードを記述することで、専門知識がなくても安全にカスタマイズが可能です。
5.1.1 お知らせ全体の枠線を装飾する
お知らせ一覧を枠で囲むと、コンテンツエリア内で情報が際立ちます。例えば、以下のようなCSSコードを追加すると、お知らせ全体がグレーの点線で囲まれます。
.whats-new-wrapper { border: 2px dotted #ccc; padding: 15px; }
borderの値を変更すれば、実線(solid)や二重線(double)にしたり、線の太さや色を自由に変更したりできます。
5.1.2 背景色を変更して目立たせる
特に注目してほしい情報エリアだと一目でわかるように、背景色を設定するのも効果的です。例えば、薄い黄色の背景色を敷きたい場合は、以下のコードを追記します。
.whats-new-wrapper { background-color: #ffffe0; }
サイトのテーマカラーに合わせて色を調整することで、全体のデザインと統一感を保ちつつ、お知らせコーナーを効果的に目立たせることができます。
5.1.3 NEWマークのデザインを変更する
多くのプラグインでは、新しい投稿に「NEW」というマークが表示されますが、このデザインも変更可能です。What’s New Generatorの場合、.wn-new-mark というクラスが付与されているので、これを対象にCSSを記述します。
.wn-new-mark { background-color: #ff0000; color: #fff; font-weight: bold; border-radius: 5px; padding: 2px 5px; }
上記の例では、背景を赤、文字を白、角を丸くするといった装飾を加えています。サイトの雰囲気に合わせて、よりポップなデザインや落ち着いたデザインに変更してみましょう。
5.1.4 マウスオーバーで色が変わるようにする
お知らせの各項目にマウスカーソルが乗ったときに背景色が変わるように設定すると、ユーザーが「今どの項目を見ているか」を直感的に理解しやすくなります。これは:hoverという擬似クラスを使って実装します。
.whats-new-wrapper ul li:hover { background-color: #f5f5f5; }
この一行を追加するだけで、ユーザーが操作している感覚(インタラクティブ性)が生まれ、サイトの使いやすさが向上します。
5.2 特定のカテゴリーのみをお知らせとして表示する
WordPressの投稿にはカテゴリーを設定できます。この機能を利用して、「お知らせ」というカテゴリーを作成し、そのカテゴリーに属する投稿だけを一覧表示させると、情報の管理が非常に楽になります。「プレスリリース」と「メンテナンス情報」など、複数の種類のお知らせを別々の場所に表示したい場合にも有効です。
多くのプラグインでは、ショートコードに特定のパラメータ(引数)を追加するだけで、簡単に表示するカテゴリーを絞り込むことができます。以下に代表的なプラグインでの設定例をまとめました。
| プラグイン名 | ショートコードの記述例(カテゴリーIDが「5」の場合) | 補足 |
|---|---|---|
| What’s New Generator | [show_what_new cat_id="5"] | カテゴリーIDで指定します。複数の場合はカンマで区切ります(例: cat_id="5,8")。 |
| List category posts | [catlist id=5] | カテゴリーIDで指定します。スラッグ名(例: name="news")での指定も可能です。 |
| VK All in One Expansion Unit | [vk_post_list cat_id="5"] | VK Post Listブロックを使い、管理画面のサイドバーから表示したいカテゴリーを選択することもできます。 |
カテゴリーIDは、WordPress管理画面の「投稿」→「カテゴリー」で、該当カテゴリーの編集画面を開いた際に、ブラウザのアドレスバーに表示されるtag_ID=の後の数字で確認できます。
5.3 アイキャッチ画像(サムネイル)を表示して視認性を高める
文字だけのお知らせ一覧よりも、各投稿に設定されたアイキャッチ画像(サムネイル)を一緒に表示する方が、格段にユーザーの目を引きます。視覚的な情報が加わることで、ユーザーの目に留まりやすく、クリック率の向上も期待できるでしょう。
「List category posts」のようなプラグインでは、ショートコードにthumbnail="yes"というパラメータを追加するだけで、簡単にアイキャッチ画像を表示できます。
[catlist id=5 thumbnail="yes" thumbnail_size="thumbnail"]
プラグインを選ぶ際には、このようにアイキャッチ画像の表示に標準で対応しているかどうかも、重要な選定基準の一つとなります。
5.4 アイコンフォントを使って情報を分かりやすく分類する
お知らせのタイトルの先頭にアイコンを表示することで、情報の種類を直感的に伝えることができます。例えば、「重要なお知らせ」には警告マーク、「イベント情報」にはカレンダーマークを付けるといった使い方です。
これは、「Font Awesome」などのアイコンフォントライブラリを利用することで実現できます。Font Awesomeは、専用のプラグインを導入するか、提供されているコードをテーマに読み込ませることで利用可能になります。
CSSの::before疑似要素を使い、特定のカテゴリーのお知らせにだけアイコンを表示させることができます。例えば、カテゴリーのスラッグが `important-news` の投稿に警告アイコンを付けるには、以下のようなCSSを記述します。
.category-important-news a::before { font-family: "Font Awesome 6 Free"; font-weight: 900; content: "\f071"; margin-right: 8px; }
このように一手間加えるだけで、お知らせ一覧の視認性とデザイン性が大きく向上し、ユーザーにとってより分かりやすい情報提供が可能になります。
6. まとめ
WordPressのお知らせ機能は、プラグインを活用することで専門知識がなくても誰でも簡単に実装できます。サイト訪問者に最新情報を的確に届け、利便性を高めるために重要な機能です。プラグインを選ぶ際は、表示形式や更新のしやすさなど、ご自身のサイトの目的や運用スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
この記事で紹介した定番の「What’s New Generator」をはじめとする5つのプラグインと、図解付きの導入手順を参考に、ぜひあなたのサイトに最適なお知らせ機能を追加してみてください。簡単な設定で、サイトの回遊率向上や情報伝達の強化に繋がるでしょう。


