ホームページのお知らせや内容を更新したいけれど、専門知識がなくやり方がわからずお困りではありませんか?この記事では、初心者の方でも自分でホームページを更新できるよう、具体的な手順を完全ガイドします。結論から言うと、ホームページ更新を成功させる鍵は、まずご自身のサイトがWordPressのようなCMSか、HTMLファイルで直接作られているかを知ることです。本記事を読めば、サイトの種類を見分ける簡単な方法から、WordPress、HTML、Wixなどそれぞれの更新手順、失敗しないための注意点まで全てがわかります。外注コストを抑え、スピーディーな情報発信を始めましょう。
目次
1. はじめに まずはホームページが何で作られているか確認しよう

ホームページの更新と一言でいっても、その方法は一つではありません。なぜなら、ホームページが何を使って作られているかによって、更新の手順が全く異なるからです。そのため、ご自身のサイトを更新する最初のステップは、「自分のサイトが何でできているのか」を正確に把握することです。これを知ることで、ようやく正しい更新方法へと進むことができます。
ホームページの作成方法は、大きく分けて以下の3つのタイプに分類されます。それぞれの特徴を理解し、ご自身のサイトがどれに当てはまるかを確認してみましょう。
- CMS(コンテンツ管理システム): WordPressに代表される、専門知識がなくてもブログのようにページを作成・更新できるシステム。
- HTMLファイル: HTMLやCSSといった専門言語を直接記述して作成された、昔ながらのウェブページ。
- ホームページ作成ツール: Wixやペライチなど、ドラッグ&ドロップといった直感的な操作でページを作成・更新できるサービス。
この章では、これらのうち、特に見分けがつきにくい「CMS」と「HTML」を判別する方法を中心に、誰でも簡単にサイトの構造をチェックできるツールまでご紹介します。
1.1 CMS(WordPressなど)かHTMLかを見分ける方法
ご自身のホームページが、専門知識が必要なHTMLで直接作られているのか、それとも比較的更新が容易なWordPressなどのCMSで構築されているのか。ここでは、その見分け方をいくつかご紹介します。最も確実なのはサイトを制作した会社に確認することですが、ご自身で調べる場合は以下の方法を試してみてください。
| 確認方法 | チェックするポイント | 判断の目安 |
|---|---|---|
| ログインURLの確認 | サイトURLの末尾に「/wp-login.php」や「/wp-admin」を付けてアクセスしてみる。 | 見慣れたログイン画面が表示されれば、そのサイトはWordPressで構築されています。 表示されなければ、HTMLサイトか他のCMSの可能性があります。 |
| ページのソースコードを確認 | ブラウザでページ上で右クリックし、「ページのソースを表示」を選択。表示されたコード内で「wp-content」という文字列を検索する。 | 「wp-content」や「wp-includes」といった記述が見つかれば、WordPressサイトである可能性が非常に高いです。 これらの記述がなく、基本的なHTMLタグのみで構成されていれば、手打ちのHTMLサイトの可能性が高まります。 |
| 制作会社への問い合わせ | ホームページの制作を依頼した会社や担当者に直接問い合わせる。 | 最も確実で正確な方法です。更新方法についても併せて確認できる場合があります。 |
1.2 ブラウザの拡張機能で簡単チェック
ソースコードの確認は少し難しそうだと感じる方には、ブラウザの拡張機能を使った方法がおすすめです。代表的なツールとして「Wappalyzer」があります。 これは、閲覧しているウェブサイトがどのような技術(CMS、プログラミング言語、アクセス解析ツールなど)で構築されているかを瞬時に分析してくれる無料のツールです。
使い方は非常に簡単です。 Google ChromeやFirefoxなどのブラウザにWappalyzerを追加した後、調べたいホームページにアクセスし、ブラウザのツールバーにあるWappalyzerのアイコンをクリックするだけです。 すると、そのサイトで使われている技術の一覧が表示され、「CMS」の項目に「WordPress」と表示されれば、WordPressサイトであることが一目でわかります。 この方法なら、専門的な知識は一切不要で、誰でも手軽にサイトの正体を知ることができます。Wappalyzerは公式サイトからお使いのブラウザに追加できます。
2. WordPressを使ったホームページの更新の仕方
世界中で最も利用されているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)であるWordPressは、専門知識がなくても直感的にホームページを更新できるのが大きな魅力です。管理画面からブログを投稿するように、テキストの修正や画像の追加が簡単に行えます。この章では、WordPressを使った基本的な更新方法を具体的に解説していきます。
2.1 WordPressの管理画面にログインする
ホームページの更新作業は、すべて「管理画面(ダッシュボード)」で行います。まずはこの管理画面にログインする方法を覚えましょう。
ログイン画面にアクセスするためのURLは、通常、以下のいずれかの形式になっています。Webサイトを制作した会社から指定されている場合もありますので、不明な場合は確認してみてください。
| ログインURLの形式 | 備考 |
|---|---|
| http(s)://ドメイン名/wp-admin/ | 最も一般的な形式です。 |
| http(s)://ドメイン名/wp-login.php | こちらも一般的な形式です。 |
ログイン画面が表示されたら、インストール時に設定した「ユーザー名またはメールアドレス」と「パスワード」を入力して「ログイン」ボタンをクリックします。 無事にログインできると、「ダッシュボード」と呼ばれる管理画面が表示されます。ここがすべての更新作業の起点となります。
2.2 基本的な更新作業の手順
WordPressのコンテンツは、主に「投稿」と「固定ページ」の2種類で構成されます。「投稿」は日々のお知らせやブログ記事など、時系列で追加していくコンテンツに利用します。「固定ページ」は会社概要やお問い合わせページなど、あまり変更がなく独立したコンテンツに使用するのが一般的です。
2.2.1 テキストや文章を修正する方法
既存のページの文章を修正する手順は以下の通りです。ここでは現在主流の「ブロックエディタ」を基準に説明します。
- 管理画面の左側にあるメニューから、修正したいページの種類を選びます。お知らせやブログなら「投稿」を、会社概要などなら「固定ページ」をクリックします。
- ページのー覧が表示されるので、該当するページのタイトルをクリックするか、タイトルにマウスカーソルを合わせると表示される「編集」をクリックします。
- 編集画面(エディタ)が開きます。修正したい文章が書かれている「段落ブロック」をクリックすると、カーソルが表示され、直接文字をタイピングして修正できます。まるでWordやGoogleドキュメントを操作するような感覚で編集が可能です。
- 編集が完了したら、画面右上にある青い「更新」ボタンを必ずクリックしてください。これをクリックしないと、修正内容が実際のホームページに反映されません。
- 「更新」ボタンの近くにある「プレビュー」ボタンをクリックすると、変更内容がどのように表示されるかを事前に確認できます。
2.2.2 画像を差し替える・追加する方法
画像の変更も、テキスト修正と同じく編集画面で行います。視覚的な情報はユーザーの理解を助けるため、積極的に活用しましょう。
画像を差し替える場合:
差し替えたい画像ブロックをクリックして選択状態にし、上部に表示されるツールバーの「置換」ボタンをクリックします。「メディアライブラリを開く」を選択すれば、すでにアップロード済みの画像から選べます。新しい画像をPCからアップロードすることも可能です。
画像を追加する場合:
- 画像を追加したい場所にマウスカーソルを合わせ、表示される「+」(ブロックを追加)アイコンをクリックします。
- ブロックの一覧から「画像」を選択します。
- 「アップロード」「メディアライブラリ」「URLから挿入」のいずれかの方法で画像を指定します。
- 画像が挿入されたら、右側の設定パネルで「代替テキスト」を入力することを強く推奨します。代替テキストは、画像が表示されない場合に代わりに表示されるテキストで、検索エンジンが画像の内容を理解するためにも重要なSEO要素です。
- 最後に、画面右上の「更新」ボタンをクリックして変更を保存します。
2.2.3 お知らせやブログ記事を投稿する方法
新しいお知らせやブログ記事は、「投稿」機能を使って作成・公開します。新鮮な情報を定期的に発信することは、リピーターを増やし、SEO評価を高める上でも非常に効果的です。
- 管理画面の左側メニューから「投稿」にマウスカーソルを合わせ、「新規追加」をクリックします。
- まず、「タイトルを追加」と表示されている部分に記事のタイトルを入力します。
- その下の本文エリアに、文章を入力していきます。「段落」ブロックに文章を書き、「見出し」ブロックでセクションを分けるなど、ブロックを組み合わせて記事を作成します。 画像の追加方法は前述の通りです。
- 記事の内容が完成したら、画面右側の「投稿」パネルで「カテゴリー」や「タグ」を設定します。これらを適切に設定することで、読者が関連情報を探しやすくなります。
- 同じく右側パネルにある「アイキャッチ画像を設定」をクリックし、記事の顔となる画像を設定しましょう。記事一覧ページなどで表示されます。
- すべての設定が完了したら、画面右上の「公開」ボタンをクリックします。確認画面が表示されるので、再度「公開」をクリックすると、ホームページに新しい記事が投稿されます。
より詳しいブロックエディタの操作方法については、WordPress.orgの公式ドキュメントも参考にしてください。
3. HTMLで作られたホームページの更新の仕方
WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を使わずに、HTMLとCSSで直接作られたホームページは、更新に専門的な知識とツールが必要になります。しかし、一度手順を覚えてしまえば、簡単なテキスト修正や画像の差し替えはご自身で行うことが可能です。ここでは、HTMLで作成されたホームページを安全に更新するための具体的な方法を解説します。
3.1 ホームページ更新に必要なツールの準備
HTMLでできたホームページを更新するには、主に「テキストエディタ」と「FTPソフト」という2種類のツールが必要です。どちらも無料で高機能なものが多く配布されていますので、ご自身の環境に合わせて準備しましょう。
3.1.1 テキストエディタを用意する
テキストエディタとは、HTMLやCSSなどのコードを記述・編集するためのソフトウェアです。Windowsの「メモ帳」やMacの「テキストエディット」でも代用は可能ですが、専用のテキストエディタはタグが色分け表示されたり、入力が補完されたりするため、コードの視認性が格段に向上し、編集ミスを防ぎやすくなります。 初心者でも使いやすい無料のものが多数ありますので、ぜひ導入をおすすめします。
| 名称 | 特徴 | 対応OS |
|---|---|---|
| Visual Studio Code | Microsoft社が開発。拡張機能が豊富で、世界中の開発者に利用されている高機能エディタです。 | Windows, Mac, Linux |
| Sublime Text | 動作が非常に軽く、サクサク動くのが特徴です。シンプルな画面で直感的に使えます。 | Windows, Mac, Linux |
| Atom | Web開発に強く、複数のプロジェクトを一つの画面で管理できるなど、UIの使いやすさに定評があります。 | Windows, Mac, Linux |
3.1.2 FTPソフトを用意する
FTPソフトは、ご自身のパソコン(ローカル環境)と、ホームページのデータが保管されているサーバー(リモート環境)との間で、ファイルを送受信(アップロード・ダウンロード)するためのツールです。 このソフトを使い、サーバー上にあるHTMLファイルを一度パソコンにダウンロードし、編集後に再度サーバーへアップロードすることでホームページが更新されます。
FTPソフトを利用するには、サーバー契約時に発行される「FTPホスト(サーバー)名」「FTPユーザー(アカウント)名」「FTPパスワード」といった接続情報が必要です。 これらの情報が不明な場合は、サーバーの契約書類を確認するか、サーバー管理会社に問い合わせてください。
| 名称 | 特徴 | 対応OS |
|---|---|---|
| FileZilla | 世界中で広く使われている定番のFTPソフト。直感的なインターフェースで初心者にも分かりやすいです。 | Windows, Mac, Linux |
| FFFTP | 古くから日本で利用されている国産のFTPソフト。日本語の情報が豊富で、安心して利用できます。 | Windows |
| Cyberduck | Macユーザーに人気のFTPソフト。シンプルな操作性が魅力で、主要なクラウドストレージにも接続できます。 | Windows, Mac |
3.2 HTMLファイルの更新手順を4ステップで解説
ツールの準備が整ったら、いよいよ更新作業に入ります。ここでは、失敗のリスクを最小限に抑えるための基本的な4つのステップをご紹介します。この手順通りに進めれば、初心者の方でも安全に更新作業を行うことができます。
3.2.1 ステップ1 サーバーからファイルをダウンロードする
まず、FTPソフトを使ってサーバーに接続します。 接続が完了すると、画面の右側(リモート側)にサーバー上のファイル一覧が表示されます。 更新したいページに対応するHTMLファイル(例:`index.html`や`company.html`など)や、関連するCSSファイル、画像ファイルなどを、画面の左側(ローカル側)の任意のフォルダにドラッグ&ドロップしてダウンロードします。 どのページがどのファイルに対応しているか、事前にサイトの構造を把握しておくことが重要です。
3.2.2 ステップ2 ファイルのバックアップを取る
これは更新作業において最も重要なステップです。 作業を始める前に、ダウンロードした元のファイルを必ずコピーして別の場所に保存しておきましょう。 このバックアップがあれば、万が一編集に失敗して表示が崩れたり、サイトが表示されなくなったりしても、すぐに元の状態に戻すことができます。 ファイル名の末尾に日付を付けておく(例:`index_20260213.html.bak`)など、分かりやすく管理するのがおすすめです。
3.2.3 ステップ3 テキストエディタでHTMLファイルを編集する
バックアップを取ったら、ダウンロードしたHTMLファイルをテキストエディタで開いて編集します。
- テキストの修正: お知らせの文章や会社情報など、変更したい箇所のテキストを直接書き換えます。“タグや“〜`3.2.3.0.1 `の見出しタグの中身を編集することが多いでしょう。
- 画像の差し替え: 画像を変更する場合は、“タグの`src`属性に書かれているファイル名を、新しい画像のファイル名に書き換えます。新しい画像ファイルも、後でサーバーの同じ場所にアップロードする必要があります。
- リンクの修正: ``タグの`href`属性に書かれているURLを修正します。
このとき、意味の分からないタグや属性を誤って削除・変更しないよう、細心の注意を払ってください。HTMLの構造を壊してしまうと、レイアウトが大きく崩れる原因となります。
3.2.4 ステップ4 サーバーにファイルをアップロードして更新を反映する
編集が完了したら、ファイルを保存し、再びFTPソフトを使います。編集したファイルを、元々あったサーバー上の同じ場所にドラッグ&ドロップでアップロードします。 通常、「ファイルを上書きしますか?」という確認メッセージが表示されるので、「はい」を選択して上書き保存します。
アップロード完了後、ブラウザで実際のホームページにアクセスし、変更が正しく反映されているかを確認します。もし表示が変わらない場合は、ブラウザに古い情報(キャッシュ)が残っている可能性があるため、キーボードの「Ctrl」+「F5」(Macの場合は「Cmd」+「Shift」+「R」)でスーパーリロードを試してみてください。 これで更新作業は完了です。
4. ホームページ作成ツール(Wixやペライチなど)の更新の仕方
近年、HTMLやCSSといった専門知識がなくてもホームページを作成できる「ノーコード」と呼ばれるツールが普及しています。これらは一般的に「ホームページ作成ツール」や「ウェブサイトビルダー」と呼ばれ、プログラミングの知識がない初心者の方でも、まるでブログやSNSを更新するような手軽さでホームページの作成・更新が可能です。
ここでは、代表的なホームページ作成ツールであるWix、ペライチ、Jimdo、STUDIOなどを例に、その更新方法の基本を解説します。
4.1 各ツールの管理画面から直感的に更新する
ホームページ作成ツールでウェブサイトを更新する際の基本的な流れは、どのツールでもほとんど同じです。まず、各サービスの公式サイトからご自身のIDとパスワードで管理画面(ダッシュボード)にログインします。複数のサイトを管理している場合は、更新したいサイトを選択して編集画面(エディタ)を開きます。
多くのツールでは、編集画面に表示される内容は実際のホームページの見た目とほぼ同じです。そのため、どこを修正すればどの部分が変わるのかを視覚的に把握しながら、直感的に作業を進めることができます。
以下に、日本国内でよく利用されている代表的なホームページ作成ツールの特徴をまとめました。
| ツール名 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| Wix(ウィックス) | 世界的にシェアが高く、非常に豊富なデザインテンプレート(800種類以上)と機能(App Market)が魅力。AIによる自動サイト作成機能も搭載されています。 | デザインにこだわりたい個人事業主、小規模店舗、クリエイターのポートフォリオサイトなど。 |
| ペライチ | 「1枚の長いページ」を作ることに特化した日本製のツール。シンプルで分かりやすい操作性が特徴で、短時間でページを公開できます。 | イベント告知ページ、商品紹介ランディングページ(LP)、とにかく手軽に始めたい個人店舗や士業のサイトなど。 |
| Jimdo(ジンドゥー) | いくつかの質問に答えるだけでAIが最適なサイト構成を提案してくれる「AIビルダー」が特徴。初心者でも迷わずサイトを作成できます。 | ITに不慣れな店舗経営者や小規模事業者で、とにかく簡単にホームページを持ちたい場合。 |
| STUDIO(スタジオ) | デザインの自由度が非常に高い日本製のノーコードツール。プロのWebデザイナーも利用するほどの凝ったデザインやアニメーションを実装できます。 | デザイン性を最優先したいスタートアップ企業の公式サイトや、オリジナリティを追求したいクリエイター。 |
4.2 テキストや画像の更新はドラッグアンドドロップが中心
ホームページ作成ツールの大きな利点は、テキストや画像などの要素を、マウス操作(ドラッグ&ドロップ)で自由に追加・配置・編集できることです。 HTMLファイルを直接編集する必要は一切ありません。
4.2.1 テキストや文章を修正する方法
文章を更新したい場合、ホームページの編集画面上で修正したいテキスト部分をクリックするだけです。 すると、その場でカーソルが表示され、ワープロソフトのように直接文字を打ち替えたり、文章を追記・削除したりできます。文字のサイズ、色、太字、斜体といった装飾も、表示されるツールバーから簡単に設定可能です。
4.2.2 画像を差し替える・追加する方法
画像の更新も非常に簡単です。変更したい画像をクリックし、「画像を変更」「差し替え」といったボタンを選択します。 パソコンに保存している新しい画像をアップロードするか、ツールによっては用意されている高品質なフリー素材ライブラリから選ぶこともできます。画像のサイズ変更や切り抜き(クロップ)も、画像の四隅をドラッグする直感的な操作で調整できます。
4.2.3 新しい情報(要素)を追加・公開する方法
お知らせや新しいサービス紹介などを追加したい場合は、編集画面の「追加」や「+」といったメニューから、テキストブロック、画像、ボタンなどの「パーツ(要素)」を選び、ページ内の好きな場所へドラッグ&ドロップで配置します。 これにより、既存のレイアウトに新しいコンテンツを柔軟に組み込むことができます。
編集作業が完了したら、最後に必ず「公開」や「保存」といったボタンをクリックするのを忘れないようにしましょう。この操作を行わないと、編集内容が実際のウェブサイトに反映されません。多くのツールには、公開前に表示を確認できる「プレビュー機能」も備わっているので、パソコンとスマートフォン両方での表示崩れがないかを確認してから公開することをおすすめします。
5. ホームページの更新を自分で行うメリット
ホームページの更新を制作会社などに外注せず、自分(自社)で行うことには多くのメリットがあります。コスト削減や情報発信のスピード向上はもちろん、Webマーケティング戦略を柔軟に進める上でも重要な要素となります。ここでは、自分で更新作業を行う具体的なメリットを詳しく解説します。
5.1 コストを抑えられる
ホームページの更新を自分で行う最大のメリットは、外注にかかる費用を大幅に削減できる点です。 制作会社やフリーランスに更新を依頼すると、作業内容に応じて費用が発生します。 例えば、テキストのちょっとした修正や画像の差し替えだけでも、数千円から数万円の費用がかかることが一般的です。
特に、頻繁に情報の更新が必要な場合、その都度外注していると年間で数十万円以上のコストになるケースも少なくありません。自分で更新できる体制を整えれば、これらの費用をほぼゼロに抑えることが可能です。
| 項目 | 自分で更新する場合 | 外注する場合(月数回の軽微な更新) |
|---|---|---|
| テキスト・画像修正 | 0円(人件費を除く) | 年間 60,000円~240,000円程度 |
| お知らせ・ブログ投稿 | 0円(人件費を除く) | 記事作成費用が別途発生 |
| 合計(目安) | ほぼ0円 | 年間 数十万円以上 |
もちろん、更新作業には担当者の人件費がかかりますが、外注費用と比較すればトータルコストを大きく圧縮できるでしょう。 浮いたコストを広告宣伝費や他のマーケティング施策に回すことで、より効果的な事業展開が期待できます。
5.2 スピーディーに情報を発信できる
ビジネスの世界では、情報の鮮度とスピードが非常に重要です。自分でホームページを更新できれば、伝えたい情報を好きなタイミングで即座に発信できます。
例えば、次のようなケースでそのメリットは最大限に発揮されます。
- 緊急のプレスリリースや重要なお知らせの掲載
- 期間限定キャンペーンやセールの告知
- メディア掲載情報の迅速な共有
- 求人情報の急な募集開始や停止
外注する場合、依頼内容の伝達、見積もり、作業、確認といった複数のステップを踏むため、情報公開までに数日を要することも珍しくありません。 このタイムラグにより、貴重なビジネスチャンスを逃してしまう(機会損失)可能性があります。自分で更新すれば、このような機会損失を防ぎ、ビジネスチャンスを最大化できるのです。
5.3 Webサイトに関する知識やスキルが身につく
更新作業を自分で行うことは、担当者自身のスキルアップにも繋がります。 WordPressなどのCMSの操作方法はもちろん、更新を繰り返すうちにHTMLやCSSの基本的な構造、SEO(検索エンジン最適化)を意識したライティング、アクセス解析の基本的な見方など、Webサイト運営に不可欠な知識やスキルが自然と身についていきます。
これらのスキルは、単にホームページを更新できるようになるだけでなく、Webマーケティング全般への理解を深める土台となります。 将来的にサイトをリニューアルしたり、新たなWeb施策を展開したりする際にも、制作会社とのコミュニケーションがスムーズになったり、より的確な判断を下せるようになったりするでしょう。
6. ホームページ更新で失敗しないための注意点

ホームページの更新作業は、手順さえ覚えれば誰でも行うことができます。しかし、いくつかのポイントを疎かにすると、「表示が崩れた」「サイトが表示されなくなった」といった思わぬトラブルに見舞われる可能性があります。ここでは、更新作業で失敗しないために必ず押さえておきたい注意点を詳しく解説します。
6.1 作業前には必ずバックアップを取る
ホームページ更新における最大の鉄則は、作業前に必ずバックアップを取ることです。 バックアップとは、万が一のトラブルに備えて、サイトのファイルやデータを複製して別の場所に保管しておくことです。 これさえあれば、更新作業で何か問題が発生しても、すぐに元の状態に戻すことができます。バックアップを取らずに作業を進めるのは、命綱なしで高所作業を行うようなもので、非常に危険です。
バックアップの対象は、お使いのホームページの制作方法によって異なります。
| ホームページの制作方法 | バックアップ対象 | 主なバックアップ方法 |
|---|---|---|
| WordPressなどのCMS | Webサーバー上の全ファイル(WordPress本体、テーマ、プラグイン、画像など)データベース(投稿記事、固定ページ、各種設定など) | バックアップ用プラグイン(例: UpdraftPlus)を利用するレンタルサーバーが提供する自動バックアップ機能を利用する |
| HTML/CSSで制作 | Webサーバー上の全ファイル(HTML、CSS、JavaScript、画像、PDFなど) | FTPソフトを使い、サーバー上の全ファイルをパソコンにダウンロードする |
取得したバックアップデータは、元のデータとは別の場所(例:お使いのPC、外付けHDD、クラウドストレージなど)に保管してください。 レンタルサーバーのバックアップ機能と、手動でのダウンロードを組み合わせるなど、複数の方法でバックアップを取っておくとさらに安心です。
6.2 少しずつ更新して表示を確認する
更新箇所が多い場合でも、一度にまとめて作業するのは避けましょう。一箇所更新したらブラウザで表示を確認し、問題なければ次の箇所を更新するというように、少しずつ作業を進めるのが失敗しないコツです。まとめて更新してしまうと、表示崩れなどの問題が起きた際に、どの箇所の修正が原因なのかを特定するのが非常に困難になります。
更新内容がブラウザに反映されない場合は、ブラウザに保存されている古いデータ(キャッシュ)が表示されている可能性があります。その際は、スーパーリロード(Windows: Ctrl + F5 / Mac: Command + Shift + R)を試してみてください。
より安全に更新作業を行いたい場合は、「テスト環境(ステージング環境)」を用意するのが理想的です。テスト環境とは、本番の公開サイトとは別に、更新内容を事前に試すための非公開の環境です。テスト環境で表示や動作に問題がないことを確認してから本番サイトに反映させることで、公開中のサイトでトラブルが発生するリスクを限りなくゼロに近づけることができます。
6.3 スマートフォンでの表示崩れもチェックする
現代では、ホームページの閲覧はパソコンよりもスマートフォンからの方が多くなっています。そのため、パソコンでの表示確認だけでなく、必ずスマートフォンでの表示も確認する習慣をつけましょう。 パソコンの画面では綺麗に表示されていても、スマートフォンの小さな画面では「テキストが画面からはみ出している」「画像が大きすぎる」「ボタンがタップしづらい」といった表示崩れが起きているケースは少なくありません。
確認方法は、実際に自分のスマートフォンでアクセスするのが最も確実です。また、Google ChromeなどのPCブラウザに搭載されている「デベロッパーツール」を使えば、様々なスマートフォンの画面サイズをシミュレートして表示を確認することもできます。この機能を活用し、主要な画面サイズでレイアウトが崩れていないかチェックしましょう。
6.4 表示だけでなく機能面の動作確認も忘れずに
見た目のチェックだけでなく、サイトに実装されている機能が正しく動作するかも確認しましょう。特に、以下のような点は見落としがちなので注意が必要です。
- 設置したリンクが正しくページ遷移するか(リンク切れになっていないか)
- お問い合わせフォームや資料請求フォームが正常に動作し、入力内容が送信されるか
- 画像スライダーやアコーディオンメニューなど、JavaScriptを使った動きが正常か
- 動画が問題なく再生されるか
これらの機能はユーザーの利便性やコンバージョンに直結する重要な要素です。更新作業によって意図せず動かなくなることがあるため、必ず一通り操作して確認してください。
6.5 更新がSEOに与える影響も考慮する
ホームページの更新は、検索エンジン最適化(SEO)にも影響を与える可能性があります。 良かれと思って行った変更が、かえって検索順位の低下を招いてしまうケースもあるため、特に以下の点には注意が必要です。
- ページのURL(パーマリンク)を安易に変更しない
ページのURLを変更すると、検索エンジンはそのページを新しい別のページとして認識し、それまで蓄積してきた評価がリセットされてしまいます。やむを得ずURLを変更する場合は、必ず「301リダイレクト」設定を行い、古いURLから新しいURLへ評価を引き継がせる処理が必要です。 - titleタグやh1タグを不用意に変更しない
ページのタイトルを示すタグや、大見出しであるタグは、ページの内容を検索エンジンに伝える上で非常に重要な要素です。ここに含まれるキーワードを削除したり、内容と関係ない文言に変更したりすると、検索順位に悪影響を及ぼす可能性があります。 - 画像を追加・変更する際はalt属性を記述する
画像の内容を説明するalt属性(代替テキスト)は、検索エンジンがその画像の内容を理解するのに役立ちます。また、視覚障がいを持つユーザーがスクリーンリーダーでサイトを閲覧する際にも読み上げられるため、アクセシビリティの観点からも重要です。画像を追加・変更した際は、その画像が何を表しているのかを簡潔に記述しましょう。
7. まとめ
本記事では、ホームページの更新方法をサイトの作り方別に詳しく解説しました。お使いのホームページがWordPressなのか、HTMLなのか、あるいはWixのような作成ツールなのかで更新手順は大きく異なります。まずはサイトの構造を確認し、本記事で紹介した手順に沿って作業を進めましょう。
更新作業をご自身で行うことで、外注コストを削減し、伝えたい情報をスピーディーに発信できるという大きなメリットがあります。作業前のバックアップなど、失敗しないための注意点を必ず守り、安全にホームページの更新に挑戦してみてください。



